TRANSISTORのお勉強用テストボードを作りました
基本中の基本・・1石から・・
オーディオ用の機械はピンキリ・・
最近は真ん中がない・・ピンとキリの両極端・・
もちろんピンは高くて手が出ない・・なので・・
貧乏人は自分で作ろう・・
となるんですが・・
最低限の基本は押さえないと・・音は出たけれど・・
な~~んちゃって・・てなことに!!
何十年ぶりかでオールディスクリートでプリアンプなんかを作ってみようか・・・
昔勉強した記憶はほとんど忘れていて・・
まず・・基本から・・
2石分のお勉強ができるテストボード
試しに机上で算出した抵抗器など刺して、真面に動くか・・
サブのBGM用ミニセットで使っているNFJ の TUBE-01J改の代わりに
入力セレクターと自作の4Wパワーアンプの間に入れてみました
回路はmonoなので・・
昔作った左下のセレクター箱でMONO合成・STREO分配を行っています
・・・ノイズもなく・・歪まなく・・意外でしたね!!
トランジスターの各電極の電圧は自作のテストリードを出して測ります
机上でいくら直流計算してもあまり面白くないので
実際の部品で電圧や電流を確認します・・(大体設計通りか裏付け)
抵抗器の誤差が必ずあるのでピタリの数値は出ません!!
今回は、秋葉原で一番出回っている2SC1815を使いました
大体設計値通りの電圧が出てきます・・
小信号のトランジスターならほとんど実験できます(^^♪
実験用に部品を刺しアンプを組んだので、増幅されているか音を確認します・・
試しに結構ラフに信号を入れても歪ません(笑)
エミッター抵抗に並列でコンデンサー経由でゲイン調整用抵抗が入るようになっています
色々刺して増幅度を変えて遊ぶ・・
多段でアンプを組んだ時にはレベルダイヤは重要です(^^♪
試しに、この回路では・・エミッターのコンデンサーをアースに直結して・・
出力の15kΩのVRをパスするして・・
スピーカーを繋ぐと・・・
鳴ります(爆)
データシートの特性曲線は確認程度で(笑)
パワーアンプじゃないので熱も出ないし暴走もしない・・
絶対定格とhfe位しか見てない・・・
トランジスターを手で触って熱くなっていなければいいか・・・
一応オシロとかあるんですが出すのがめんどくさいのでパス
ノイズが出たら出たとこ勝負・・バラックセットで原因を特定しておけば!!
最近特性が悪くなってきた耳で確認します・・
超適当です(爆・爆)
光物もお楽しみの一つ!!
パイロットランプのLEDも市販のレギュレーターを使わず・・
ツェナーダイオード(安い)で簡単に電圧作成・・
光物は良いですねぇ~~
とっかえひっかえ部品を差し替えて各部の電圧を見ながら遊んでいます・・
1段目の(Vb)ベース電圧です・・
設計値ではVb=2.7VでVeはここから-0.7V引いた値(Ve=2V)が出るよう計算しています!!
同じく1段目の(Ve)エミッター電圧です・・
0.66Vほど降下していますね!!
計算上は2.7V-0.7V降下でVe(エミッター電圧)は2Vになるはずなので・・正解
Vbeエミッターベース間電圧は0.6V~0.7V
設計値での動作を確認しました(^^♪
ブレッドボードの残骸です
ブレッドボードで組んだことがありますが・・
接触不良が多くて発振はするし・・
まともに動かすまでの手間が多くて・・
基板の座りが良くないので・・何かケースにいれて固定しよう(^^♪