2023年3月14日火曜日

トランジスターのお勉強(増幅回路テストボード)

TRANSISTORのお勉強用テストボードを作りました

基本中の基本・・1石から・・

オーディオ用の機械はピンキリ・・

最近は真ん中がない・・ピンとキリの両極端・・

もちろんピンは高くて手が出ない・・なので・・

貧乏人は自分で作ろう・・

となるんですが・・

最低限の基本は押さえないと・・音は出たけれど・・

な~~んちゃって・・てなことに!!

何十年ぶりかでオールディスクリートでプリアンプなんかを作ってみようか・・・

昔勉強した記憶はほとんど忘れていて・・

まず・・基本から・・

2石分のお勉強ができるテストボード

試しに机上で算出した抵抗器など刺して、真面に動くか・・

サブのBGM用ミニセットで使っているNFJ の TUBE-01J改の代わりに

入力セレクターと自作の4Wパワーアンプの間に入れてみました

回路はmonoなので・・

昔作った左下のセレクター箱でMONO合成・STREO分配を行っています

・・・ノイズもなく・・歪まなく・・意外でしたね!!

1段目は固定バイアス・自己バイアス両方実験できるレイアウト

2段目はエミッターフォロアー回路

直結回路とコンデンサーのカップリング回路

これを作っておけば大体の小信号アンプ回路の動作が実験できます(^^♪

トランジスターの各電極の電圧は自作のテストリードを出して測ります

机上でいくら直流計算してもあまり面白くないので

実際の部品で電圧や電流を確認します・・(大体設計通りか裏付け)

抵抗器の誤差が必ずあるのでピタリの数値は出ません!!

今回は、秋葉原で一番出回っている2SC1815を使いました

大体設計値通りの電圧が出てきます・・

小信号のトランジスターならほとんど実験できます(^^♪

実験用に部品を刺しアンプを組んだので、増幅されているか音を確認します・・

試しに結構ラフに信号を入れても歪ません(笑)

エミッター抵抗に並列でコンデンサー経由でゲイン調整用抵抗が入るようになっています

色々刺して増幅度を変えて遊ぶ・・

多段でアンプを組んだ時にはレベルダイヤは重要です(^^♪

試しに、この回路では・・エミッターのコンデンサーをアースに直結して・・

出力の15kΩのVRをパスするして・・

スピーカーを繋ぐと・・・

鳴ります(爆)


データシートの特性曲線は確認程度で(笑)

パワーアンプじゃないので熱も出ないし暴走もしない・・

絶対定格とhfe位しか見てない・・・

トランジスターを手で触って熱くなっていなければいいか・・・

一応オシロとかあるんですが出すのがめんどくさいのでパス

ノイズが出たら出たとこ勝負・・バラックセットで原因を特定しておけば!!

最近特性が悪くなってきた耳で確認します・・

超適当です(爆・爆)

光物もお楽しみの一つ!!

パイロットランプのLEDも市販のレギュレーターを使わず・・

ツェナーダイオード(安い)で簡単に電圧作成・・

光物は良いですねぇ~~

とっかえひっかえ部品を差し替えて各部の電圧を見ながら遊んでいます・・

1段目の(Vb)ベース電圧です・・

設計値ではVb=2.7VでVeはここから-0.7V引いた値(Ve=2V)が出るよう計算しています!!

同じく1段目の(Ve)エミッター電圧です・・

0.66Vほど降下していますね!!

計算上は2.7V-0.7V降下でVe(エミッター電圧)は2Vになるはずなので・・正解

Vbeエミッターベース間電圧は0.6V~0.7V

設計値での動作を確認しました(^^♪


ブレッドボードの残骸です

ブレッドボードで組んだことがありますが・・

接触不良が多くて発振はするし・・

まともに動かすまでの手間が多くて・・


基板の座りが良くないので・・何かケースにいれて固定しよう(^^♪

2023年3月8日水曜日

DL-103 HEAD AMP (ヘッドに自作head-amp)

ヘッドシェルのHEADにHEAD-AMPを付けてみた

ONTOMO(オントモ)さんからヘッドアンプが出ている

税込み¥29700は貧乏人には高い

貧乏人は自分で作る(笑)

下馬評では・・DL-103らしくない音が出る・・

・・ってDL-103て元々どういう音なんだろう??

良い意味でとらえるとDL-103のクオリティーが高いだけで・・

評価した人の今まで聴いていた装置に問題があったのでは!!

DL-103はそれだけいろんな可能性のある音が出るクオリティーを持っている!!


こちらは・・・

カートリッジ・シェルを含め総重量は26グラム(^^♪

シェルはアマゾンの安物・・・

増幅は・・FET1石で10dB位(約3倍)

普通DL-103は100Ωか150Ω位で受けるのが一般的ですが

私の好みで負荷抵抗は470Ωで受けてます

470Ωって・・音がふわっと急に広がって・・

音が解放されたような感じになります・・

前回の負荷抵抗可変型のヘッドアンプで好みのポジションを発見しました(^^♪



部品のほとんどは秋月電気通商さんと千石電商さんで手に入る

秋葉原もこういう部品を扱うお店がだんだん減ってきて

両店は品揃えも豊富で・・本当に助かりますねぇ!!

カートリッジとアンプ・シェル間のケーブルはオヤイデ電気さんのおすすめ

柔らかくて加工しやすい・・コンタクトピンもオヤイデさん

ここは良いものを使いました(^^♪

オヤイデさんはだいぶ昔から通っています・・

ケーブルのプロからいまだにいろいろと教わります・・

何時も親切に教えてもらえるので・・貴重なお店です!!



実装の制約でカップリングとソースバイパスはタンタルコンデンサー

格好悪いけどしょうがない・・・

1個だけ平滑用に電解コンデンサーを・・手持ちのドイツのローデンシュタイン

抵抗は大きさ1/6W型の1/4W金属皮膜抵抗1%タイプ

ユニバーサルDIP基板だと小さく作るのにここいらへんが限界です・・・

これ以上小さく作るにはプリント基板で表面実装!!!

手持ちがあったのでFET 2SK43・・古いFETだと思うけど・・不明

秋月さんで売っている「2SK303L-V3」でも問題なく動くと思います



アームにケーブルを這わすのにクリップで止めました



アームの回転に負荷を掛けないように柔らかいケーブルをらせん状に巻いて

ここが一番考え所でしたね!!



電源は・・

ACアダプターで給電し3Vを作っています

メインの平滑用コンデンサーは1000μF×2個

これ以上増やすと音が張ってきます!!

そのうち箱に入れますが・・

むき出しもなかなか良いものです(笑)

はじめボタン電池で給電しようと思ったのですが・・

重量の関係と・・

経験上・・電池駆動と電源供給駆動ではSNの面では電池駆動は有利ですが・・

なんとなく馬力が足らない・・

なんとなくつまらない・・

電池がもったいない・・(こちらが本音かも)(笑)

アンプボードとマザーボードでソケット式にしました

後から色んな種類のアンプボードが作れます

トランジスターのHEAD-AMPも画策しています



半田が汚い(爆)

半田の重量もばかにならない・・盛りすぎると重くなる(笑)



不格好ですが・・

問題なく動いてます

音は普通かな・・

FETなのでバイポーラトランジスターに比べこころもち反応が早いかも・・

FETは内部インピーダンスが高いのでノイズには注意ですね・・・

しばらく遊べそうです(^^♪



イコライザーアンプも自作しています

OP-AMPで構成しています・・

流行りの・・MUSEとかバーブラウンとか高いものじゃなくて・・

秋月さんで1個¥100とか¥200とかの普通のop-ampです

あ・・・4個¥300位だったか(笑)

入力を2系統にすればよかった・・

2号機は2系統にする予定・・

生意気にCR型です・・

RIAAカーブの誤差には少し拘りました(^^♪

NF型に比べCR型の方が音が滑らかに感じますが・・どうでしょう??

赤いつまみは負荷容量調整です・・

PASSから47pF~470pFまで6段階


そのうち詳細を掲載します!!!