2020年1月20日月曜日

RFT L-2226 搭載SPEAKER BOX リメーク

RFT L-2226 搭載のSPEAKER BOX をリメークしました
カジュアルっぽいふざけたデザイン(爆)

こんな感じ(下の写真)で売られていたのを購入
実際のこの固体の写真です
左下に黒い四角いシールが張られていました
このシールを剥がすとサランネットに穴が・・
アッテネーターが付いていたと思われます

配線は切られていましたがトランスも乗っていました
純正のサランネットのデザインは気に入っていたので
メクラシールをつけた状態でも問題は無いのですが

どうもなんとなくスッキリしないので思い切って張り替えようと取り外しました
写真のような状態で大穴が開いています
気に入ったサランネット用の生地がなかなか見つからず
こんな状態で暫く鳴らしていました
13cm位の粗末なスピーカーなので決してHIFIではないのですが
音楽性豊かで濃い音が出るため良い生地が有ればリメークしようと生地を探していました

カテゴリーをスピーカー用のサランネットに限定するとなかなか気に入ったものが無く
テーブルクロスやカーテンなどに使う用途の麻の生地で気に入ったデザインが(^^♪

織りが荒いので透かして見ると向こう側が見えますが
それが幸いし音の透過度は良さそうで十分スピーカー用のサランネットに使えそうです(^^♪
織りが粗く古生地風のちょっと遊び心のありそうな生地を見つけました(^^♪
どうせ売るつもりは無いのでちょっと遊んで見ようかな~~

裏の折り目は素人の貼り付けなので切り口がガタガタです(笑)
布用の強力な両面テープがあるんですね!!
直に張るとバッフルの表面が荒いので浮いてしまいます

まず木工ボンドを薄く塗って白い色が透明になったところで布用両面テープを貼り付けます
そうすると表面が滑らかになり両面テープが確りとくっつきます
しかし作りが粗末なスピーカー・・・

国産のスピーカーにも同じようなデザインのものがありますが

出てくる音は全く別物・・
今回はスピーカーケーブルもドイツ製ビンテージの良いものを採用しました
「BAUER」に付属のリールケーブル(たぶんビンテージケーブル)はとても良さそうなので・・
ぶった切って(笑)
文字をあしらったデザインなので何処を使おうか迷いました
左右のデザインも合わせないと
左右で少しずれているのは素人工作なのでご勘弁(笑)
麻の生地を張りましたが生地の張り具合をどうしようか・・
結局浮かないように貼り付けて・・
それでも必ず少し浮いてしまいますが・・
麻の生地は丈夫で洗うと若干縮んでしまう特性を利用して
仕上げにスチームアイロンをジーパン生地のモード(一番強い)にしてスチームを掛けると
確り縮んでピーンと張ることが出来ました(^^♪

後はお楽しみの試聴です(^^♪
試聴機器は
FX AUDIO TUBE-01J(真空管およびカップリングコンデンサー交換)
自作パワーアンプ
SHURE M64A

中低域が前より強力に歯切れが良い
中高域は麻生地を被せたせいなのか前より整理されたような・・

ドイツビンテージケーブルの効果もあると思います
確実に一段音のグレードが上がりました(^^♪

見た目のデザインのスッキリ感も相まってご機嫌です(^^♪

そういえば久しぶりにステレオを聴いたなぁ~~

自己満足かも知れませんが
チープな箱にチープなユニットで鳴らしているとは思えません!!

また一つ楽しいスピーカが生まれました(^^♪

2020年1月14日火曜日

BAUER ドイツ製 可搬型PAスピーカー

BAUER(バウアー) ドイツ製 可搬型PAスピーカーを安価で購入しました
商品説明は
--------------------------------------------------------------------------------------------------
バウアーBAUER可搬型スピーカーシステムモノラル動作品を出品致します。
可搬型のケースに楕円型フェライトマグネットスピーカー2本を搭載した贅沢なシステム。
小型ではありますが、輪郭のあるジャーマンサウンドを思う存分に楽しめます
経年 によるキズや傷み、錆等ございますが、全体的に状態は良いと思います。
ユニット本体の写真を撮ろうと思いましたが、リアの板が取り外すことができず撮影は無理でした。
普通サイズのフェライトマグネットではないかと思います。
外径寸法は横幅約44.0㎝髙さ約38.5㎝奥行約21.0㎝。(突起含まず)
バッフルスピーカー口径縦約23.0㎝横約14.5㎝×2
手持ちのテスターで測定したところDCR10.2Ωでした。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
となっています

目立つキズもほとんどなく程度は良いようです
外枠とキャビネットの内部はグレーのハンマートーンで塗装されています
フロントの網目は金属のメッシュで、たぶんアルマイトかな?!

大きめのオーバル(楕円形)スピーカーが2本実装されています
外径寸法は大体、W44.0㎝ H38㎝ D21.0㎝

もう少し時代の古いスピーカーにはWIGO(ビーゴ)の10インチから12インチ位の
コアキシャルまたはフルレンジスピーカーが1本内蔵されています

この箱はWIGOではなく(同じ箱でWIGOのユニットが入ったものもあります)
たぶんISOPHON(イソフォン)の大型オーバルスピーカーユニットが内臓されているようですが
ユニットのフレームの留めネジは可搬型だからでしょうか?珍しい8点留めとなっています
箱自体は可搬型ということでとても確り作られています!
素材はMDFではなく合板で作られています

上の写真でも解る通りサブバッフルがネジ止めになっているので
同じ形のサブバッフルを作れば違うユニットも実装可能です!

ユニットの配線は6Ωをシリーズ(直列)接続で12Ω
マグネットはフェライトではなくこの字型のコアが付いたアルニコマグネットです!

真ん中に仕切り板が付いているんですが、
裏側のスポンジが加水分解していてボロボロと落ちてくるため取り外しています
(新しいスポンジを手配中)
延長用のコードリールとコードがついていますが使わないため取り外しました
延長コードは50メートル位ありそうです!
コネクターも形状が異なり持ち合わせていないのでバナナプラグに変更

コードリールを取り外したので裏蓋が軽く持ちやすくなりました

戸締りするとこんな感じ(笑)
最初の鳴らし始めは
音の抜けが非常に悪い
真ん中の音がやたら強調されて出てくる(笑)
音圧も上がらない状態

マル3日鳴らし続けて鳴らし初めよりは抜けの悪さが改善されてように感じます
まだまだですが、レコードの録音の良し悪しで音の抜けがいまいち

ボーカルやトランペットの抜けは良いですがサクソフォン系の音が独特で抜けが悪い
低域から高域までバランスが取れてきたみたいですが、まだ抜けの悪さが取りきれない!!

音圧もだんだん上がってきたし、もう少し我慢して鳴らし続けて見ようかな!!

2020年1月6日月曜日

ELAC MIracord 10H フォノケーブルをアンバランス⇒バランスに改造

MIracord 10H のフォノケーブルを
アンバランス出力からバランス出力に改造します

アンバランスだと
接続した機器によってはバランス入力が前提のためどうしてもノイズが取りきれない!

アルテック1567Aミキサーに繋いだときにどうしてもジーノイズが耳に付く!
(バランス型の出力だとまったく出てこない)

今付いているフォノケーブルが短すぎて使いにくい
RCAコネクターがチープで外来ノイズの影響を受けやすい

さて元々アンバランス用のトーンアーム配線なので可能かどうかチェック
なんとかフレームアースが分離出来そうなので配線替えを行いました!
元々イコライザー基板が実装されていたらしくボード接続用のコネクターを代用出来ました!

LEFTホット
LEFTグランド

RIGHTホット
RIGHTグランド

アームのフレームアース

完全に分離できました(^^♪

改造前の写真です!

改造後
ハイ出来上がり(笑)
グランドラインも整備して改造完了

使った部品は

フォノケーブル:SOMMER CABLE PEACOCK MKⅡ(ドイツ製)
(丁度良いツイストペアーのケーブルがあり、しかもドイツ製の現行品)
しなやかでとても使いやすそうです(^^♪
マイクやラインケーブルにも使われているみたいです

RCAコネクター:MOGAMI 7551 RCA
(RCAコネクターも少しおごりました)

アースケーブル:KYOWA 1015 AWG16
(確りとした芯線の程よい太さのものです)
目論見通り、潜在的なノイズレベルが下がったようで
フォノイコライザーの出力が気持ち高くなりました!

音の鮮度は確実に上がっています
音が前よりも前方に出てきます・・良い感じの音です(^^♪

アンプ側のボリュームを最大に上げてもアンプ本体のノイズしか出てこない!

フォノケーブルのエージングが完了すればもっとよくなる期待を持たせる音!

もう一台もバランス化の改造をやろうかな(^^♪