2020年10月13日火曜日

BELL Sound System Model 2122 Amp Remake

BELL Sound Model 2122
Pre Main Amp
推定1940年代後半製造
完全リメイク

リメイク後の写真
つまみとパイロットランプホルダーはオリジナルを洗浄し再利用
電源トランスは再塗装
電源スイッチはオリジナルと同じ型番の新品デッドストック品


現状品を入手時の写真
電源は入りましたが音が小さくて歪んでいる


シャーシーと電源トランスを残しほぼすべての部品を撤去


コンデンサーのマウントも欠けていたので撤去
真空管ソケットを残しすべての部品を取り外し


シャーシーを洗浄



新しくターミナルを配置し再配線
オリジナルの出力トランスが半断線していたのが原因で
音が小さく歪んでいた
代わりの国産の出力トランスを調達
「秋葉原ラジオデパートゼネラル通商製」
取り付け寸法がオリジナルとピッタリ
オリジナルのシャーシーに追加の取り付け穴を開けずに済んだ(^^♪

パワーステージとトーンコントロール回路を再配線

配線終了

手に入れた時のオリジナルの配線
さすが廉価版・・
メーカーが配線したとは思えない(笑)
ドライバー段とパワー段の間が空きすぎ・・
部品配置もあまりよろしくない

アーレンブラッドレイのカーボン抵抗はほとんどが規格外にずれている
パワーステージのバイアス部分など
精度を要する所は仕方なく国産の抵抗を使用しました!

配線の色配分はストック品を利用したので適当(笑)
赤はアースライン・黄色は高圧ライン・黒/緑はヒーター・白は信号ライン・青は出力管共通カソードライン

最終的にイコライザーアンプ部(左の下の部分)を再調整し完成
オリジナルの回路だと高域が立ちすぎる・・多分RIAAカーブじゃない
入力抵抗と内部の帰還抵抗を調整して聴感上合わせました
正確に測定していないのでなんちゃってRIAAカーブ(笑)


整流管とパワー管を新品に交換

RADIO入力とXTAL入力はそれぞれLEFT/RIGHTのLINE入力として内部でMONOに抵抗合成

MAG1/MAG2もそれぞれLEFT/RIGHTとし各々イコライザーアンプを通し内部でMONOに合成
STEREOもMONOカートリッジも入力インピーダンスを変えることなく使えるようになっています

廉価版なので入力セレクタースイッチなどはありません
すべて内部合成なのでPHONOの音声とLINEの音声はどちらかを外さないと一緒にMIXされて聞こえます(爆)

スピーカー出力は4Ω~16Ωまで接続可能です

無時電源投入(^^♪


予想に反しハムノイズ他残留ノイズがとても低かったのが驚きです!!
オール交流点火
珍しくノイズに関しては作りっぱなしの無調整です!!

国産の出力トランスを使っているので
線の細い音が出てくるかと思っていましたが
パワフルで骨格のある図太い音が出てきたので予想外です(^^♪

電源投入後3日(1日6時間以上)正常に稼働中

イコライザー部:6SC7 GE :USA
トーンコントロールおよびプリ部:6SC7 GE :USA
フェイスインバーター部:6SL7 SYLVANIA :USA
パワー管:6V6EH ELECTRO HARMONIX :RUSSIA
整流管:5Y3GT NEC :JAPAN

出力管(右の2本)が新しく真空度が高いので青い光の「蛍光」が出ています


モノーラル再生は当分の間このアンプに担ってもらいます(^^♪
BAUERとの相性もなかなかです(^^♪

2020年4月17日金曜日

NHK技研設計ブックシェルフ・FMチューナー

25年ほど前に買った
NHK技研設計
今は無き
日野オーディオ製ブックシェルフスピーカー

当時日野オーディオの地下に視聴室兼スピーカー売り場がありました
私の大好きだったおじいちゃん社長の話を聞きによく通ったものです
その時に購入したスピーカー!!

社長曰くNHK技研の技術者による設計だそうでバランスの良い音で鳴っていました
価格もお手ごろなものだったと思います。


FM放送専用のスピーカーとして使っていましたが
何時も聴いているパイオニアのレシーバーが不調で取り換えることに!!

ついでに長年使っていて非常に汚れていたこのスピーカーをやすり磨き
天然の突板を使っているのでうまく汚れを落とすことができました
ミツロウを塗ったところ非常に良い光沢が!!


レコードプレーヤーもグリスアップ

新しくチューナーも購入

置き場が無く、ちょうどよい高さのチューナーを発見
CDプレーヤーの上にうまくはまりました

DENONの業務用らしく
600Ωバランスラインの出力がついています
主に海外向けモデルのようです

下のCDプレーヤーもTEACの業務用

特質して音がいいわけでもありませんが
普通に聴けるチューナーです
感度はとても良いですね
プリセットをするとリモコンがついていて選局ができます
ステレオ・モノ切り替えやミュートもワンタッチ

便利なものですね!!

というか、私が時代遅れで
今はこれが当たり前か(笑)

DABとかいうバンドもついているのですが、日本では使われていないようです!!

2020年3月23日月曜日

ALTEC SYSTEM を鳴らす

久々に「ALTEC」のシステムを動かしました(^^♪

パワーアンプの「1570A」の入力段にある600Ωバランス入力
ラインインプットトランス(4665)周りのシールドが劣化していたため
そこから耳に気になるノイズが発生。

「1567A」ミキサーと「1570A」パワーアンプの間は(600Ωバランス)で接続しています。

入力段のシャーシー内アースの取り回しを変更
初段管(12AX7)と次段管(6SN7)周りの半田上げ直し等
なんとか聞けるレベルにノイズが押さえられたため試聴開始!

「1567A」ミキサー側のノイズがかなりの領域を占めるため
5年ほど前にフルオーバーホールをしましたが再度オーバーホールをかける必要あり
面倒くせ~~
ALTEC 1567A MIXER
プリアンプとして使用しています
ALTECの可搬型オリジナルケースに入っています。

主な用途は構内PAや有線放送だと思われますが

有名なヒッピーの祭典「ウッドストック・フェスティバル」のPAとしても使われていたのが
当時の写真に残っています。

レコーディングスタジオを持たないと言われていたモノーラル時代のジャズレーベル
「BLUE NOTE」のレコーディングミキサーとしても活躍していたそうです。

後世になってアメリカ「モータウンレーベル」のスタジオで使用されたのをきっかけに
この「1567A」が有名になってしまい、今では法外な値段で取引されています。

ALTEC 1570A POWER AMPLIFIER

真空管としては「165W」の大出力を出します!
オーディオ帯域を出せるアルテックのパワーアンプとしては最大クラスです。
ドライブするスピーカーはシアターシステム最大の「A1-X」システム用
これ一台で「515」ウーファー6発をドライブします。

このアンプは正真正銘
アメリカ・カーネギー財団の所有する「カーネギーホール」向けに設計されたアンプです。

1946年~1948年頃まで全製造台数は300台!

1948年以降は「1570B」タイプに取って代わります。

「1570B」タイプになると量産型に変更され、
シャーシーレイアウトを含め
パワー段「811A」のドライバー管「6W6」の(カソードトランス)以外のトランスは
すべて別の設計に変更されています。

特に出力トランスの設計変更が大きく、
良いか悪いかは別として違う出音になっております。

「1570A」はパワーの割には繊細な音を出します。

整流管も「1570A」の「5U4GB」からより規格の大きな「5R4GY」に変更され、
「1570B」はとてもパワフルな迫力のある音を出します。

「1570B」はやがて訪れる大出力パブリックアドレス時代の草分けと言えるかもしれません。

ORIGINAL ALTEC614D SPEAKER

自宅のオーディオルームは7畳半しかないため15インチの大型システムが組めません
寄せ集めのユニットを組み立てたのが
私のオリジナルシステムです

「614D」12インチ用エンクロージャーを中心に

低域(800Hz以下)を「419-8B」バイフレックスタイプフルレンジユニット

中高域(800Hz以上)を
「811B」セクトラルホーン
「802-8D」ホーンドライバー

ネットワークは「N801-8A」(800Hzクロスオーバーネットワーク)

以上の構成です。

もともとアルテックの音が好きで極力オリジナルに近い音を追求しているつもりで
ある程度は出せていると自負しております。

お化けのおまけ
当オーディオルームのマスコットお化けの「Casper」も久々の登場(笑)

将来
ALTEC 「A7-500」を組むべく
416-8A ウーファー
802-8D ドライバー をもう一組
511B セクトラルホーン
N501-8A ネットワーク
ユニットを揃えてスタンバイしています。

エンクロージャーは「828」タイプで米松のものを調達する予定です(^^♪

都内某所に保管中(笑)

この部屋には入らないので・・・どうしよう(爆)

2020年3月16日月曜日

RFT L2960PB MONITOR Lautsprecher

Lautsprecher
ロードスピーカーの事をドイツ語で(ラオトシェプレッヒャー
と言うそうです(^^♪

旧東ドイツのRFT 国営企業体
RFT L2960PB MONITOR  Lautsprecher

モニタースピーカーを久しぶりに引っ張り出す
8インチ(20センチ)のフルレンジユニット
とても軽いスピーカーです(^^♪

1950年代と思われる製造ですが、全く錆がありません!

フレームは鉄ではなくアルマイトかもしれません
すばらしくバランスの良い音が出ます!
流石、旧西ドイツやアメリカなどを意識した音楽性の高い音
ユニットだけで鳴らしているのに確りと低域も再生します
しかも切れが良く締まった低音なのでとても心地よい
マグネットは決して大きくないのですが
バランスを重視したメーカーのノウハウが伺えます

アメリカのユニットはマグネットを大きくしてスピードを出す傾向がありますが
この東ドイツのスピーカーはコーン紙を軽くしてスピードを出しているようです!!
よくマグネットが大きいほうが良い音が出る、と言う見方がありますが
このスピーカーを見ていると必ずしもそうではない!!

メーカーがキチットした思想に基づいて設計したものは無駄が無い!!

マグネットが小さいと出音のスピードが遅い
マグネットが無駄に大きいと低音が出にくい

このユニットはメーカーとしてそこいら変のさじ加減を旨くコントロール出来ているのかな(^^♪

前に紹介したアメリカのWE755Aとはまた違った味わいのある音が出る

とても薄くて軽い・・それでいて確りした強度を持つコーン紙を旨く操っています!!

WE755Aとともに、じっくりと箱を吟味して将来はよい箱に入れて鳴らすのが楽しみな!!

Lautsprecherです(^^♪

2020年3月9日月曜日

HECO RADIO SPEAKER

とてもオシャレな(^^♪

ドイツ「HECO」社 のRADIO SPEAKERを手に入れました
このメーカのラジオスピーカー・・何台目だろうか?
今回も好みのデザインだったので問い合わせたところまたまた「HECO」社のスピーカー!
どうやら本能的に「HECO」社のデザインが好みのようです!
明らかに壁掛けスピーカー逆さにしないと自立できません

Vintage Join」さんの写真より
ショップの写真なのですが、
取りに行くまでこの写真は逆さまの写真だと言うことが解りませんでした(笑)

「DEW DORTMUND」のアルニコマグネットを採用しているユニットです
このマグネットを背負っているスピーカーにはハズレがありません(^^♪
またもや「BAUER」のスピーカーケーブルをぶった切って取り付けました
このケーブルはとても音が良いので、ドイツスピーカーのケーブルとしてとても優秀です(^^♪

ユニットは「LOEWE OPTA」か?
程度の良いユニットです

小さいですよ・・横15センチ、縦10センチ位しかありません

ショップの紹介では・・

プラスティックボヂィの可愛いスピーカーとなります。
サウンドは意外と本格的となります。

とありますが、本当に大きさの割には、いやいや本当に本格的な鳴りっぷり(^^♪

久しぶりに真空管アンプで聴いて見たくなりました
バリレラRPX-046モノ針
ALTEC 344Aモノ真空管プリメイン

いや~~たまらん
白人女性ボーカルなど最高の鳴りっぷり
ジャケットを見ながらチャーミングの極み!!

休日の夜、ドリップコーヒーなんぞ淹れながら
今宵はコーヒーでなく・・レコードが進みます(笑)

JONI JAMES
こんなのとか

TEDDI KING
こんなのとか

JUNE CHRISTY
こんなのとか・・

キャピトルレコードの建物ってモダン(^^♪
DO-RE-MIのレコードカバーのイラスト

写真じゃなくてイラストなところが当時の遊び心を忍ばせるような気がします・・

洒落てる(^^♪

ドイツのラジオスピーカー
楽しいですね(^^♪

2020年3月2日月曜日

Vintage Join 新作カートリッジを聴く

Vintage Joinさんに注文していた新作のカートリッジが届きました
アコースティックとソリッドの2種類がありますが
ジャズ系やJPOP(80年代フォーク歌謡曲)系が主なので
アコースティックを注文

ちなみにソリッドはロックやヘビメタ・フリージャズ系みたいです!
早速装着
接続ピンの口径が合わない(ブカブカ)ため、新しく口径の合う接続ピンに半田処理で交換
Vintage JoinさんからMiracord 10H専用シェルに高さが合うように
専用の取り付けネジを付けて貰ったため一発で決まり

ELAC Miracord プレーヤー専門店なのでばっちりです(^^♪
まずは、マイルスディビスから

このレコードのB面2曲目のドラムのフレーズが気持ちよく再生できるかなぁ・・

スネアドラムの端を叩くカチッカチッツという取っ掛かりから良い感じに
マイルスのむせび泣くようなトランペットの空気感もちゃんと出てます
テナーサックスの最初のフレーズも気持ちよく出ています
ピアノの音色が綺麗ですね(^^♪
お次はボーカル
このレコードはステレオとモノラルと両方持っているのでステレオ盤で

マリアンモンゴメリー
少しハスキー掛かった押し出しの強い声です
レンジのうんと広いカートリッジで聴くとすかスカスカで面白くないんです
このカートリッジは確り中域が厚いらしく、グウッと前に出てきます

Vintage Joinさんからのアドバイスでは4時間のエージングが必要と言われていましたが
その必要は無いみたいで、最初から良い感じで鳴り出しました(^^♪
エージングが済んだらもっとよくなるかもしれませんね!!

特に弱点は・・
あまりにもすんなりと、ちゃんと音が出てしまったのである意味詰まらないのが(笑)

Vintage JoinさんはSHURE M44-7 が生産中止となり
値段的にもコストパフォーマンスなお客さんに薦められるカートリッジが無いため
自分で作ってしまえ・・
的な発想で製作したそうです

SHURE M44-7  9.5mV(1kHz、5cm/sec.)
SHURE M44-G 6.2mV(1kHz、5cm/sec.)
Vintage Join 2.4mV(1kHz)

SHURE M44-Gはレンジの広いこれぞ軽針圧と言う感じの線の細い詰まらない音

SHURE M44-7は広いレンジ感はあまり感じられませんが(私的には十分です)
線が太く輪郭も確りと押し出しが強く楽しく音楽が聴ける

Vintage Join ACOUSTIC
スペック上はSHURE M44-Gの6.2mVよりも低い
2.4mVと低い出力ですがM44-Gよりもはるかにパワフルで楽しい
M44-7の9.5mVと比較しても遜色無い音の仕上がり
出力の関係が無いとすると針圧が重針圧なのが功を奏してるのか?

いや違う!!
M44-GにM44-7のスタイラスを付けて重針圧化しても合い変わらず詰まらない音
発電機にも工夫が有りそう!!

エージング途中なので、まだまだ変化しそうですが!
すでにSHURE M44-7の良いところを継承ている出音が出ているので、
さらにエージングが済んだら何処まで楽しく鳴るか(^^♪

田中伊佐資さんとの面白い記事も載ってます
Vintage Join ACOUSTIC&SOLID

手作りの無垢木のケースと言い
色んなところに店主拘りのチューニングが掛かっているカートリッジです(^^♪
SHURE M64Aとの相性も大丈夫なようです
最近はもっぱら写真のシステムでステレオ再生を楽しんでおります
システムの構成は、過去記事
RFT L-2226 搭載SPEAKER BOX リメーク

を見てください!!

2020年2月12日水曜日

ELAC Miraphon 18H 再度キャビネットをプチ補修

ELAC Miraphon 18H 再度キャビネットをプチ補修
修正前

修正後
右角の上部のくぼみにフローリング修正用パテを入れて
継ぎ欠き部分のペイントを施しました!
あんまりよくわからない(笑)

角の部分のアップ
修正前

修正後
かえって悪くなったように写っている(爆)

この修正部分の突き板は裏側のコードを引き出す部分より剥ぎ取りました

剥ぎ取った後は手元にある付き板で補修
気が向いたらそのうちペイントでごまかします(笑)

剥ぎ取った突き板が少し余ったので後ろの角の下の部分も欠けていたため継ぎました
継ぎ目がだいぶラフですね
こちらもそのうちペイントでごまかします(^^♪

プロがやれば完璧なんでしょうね!!

私の腕ではこの辺で限界かなぁ~~(^^♪