2019年11月11日月曜日

ALTEC 342B 修理 その2 「ALTEC 342B の内部配線 他」

ALTEC 342B オリジナルの筐体(手前)
木製のケースから取り出したものです(nyann所蔵)
LANPの部分は修理品・オリジナルともに同じくオリジナル仕様
(奥の修理品のほうが古い)「ALTEC 342A」の仕様と同じか?

ALTEC 342Bマニュアル1

ALTEC 342Bマニュアル2 スペック表

オリジナルのシャーシーに真空管をすべて実装した状態
上の段の一番右から3本目までが「21AX7」
一番左のシールドがされていない球が「6CG7」ドライバー管

下の段一番右2つは「4722」マイクトランス
次の黒いの2つは「12864」RIAAイコライザーユニット(レプリカ)
次の2つは「7027A」出力管(6L6GCで代用可)
一番左は「5AR4」整流管

手前が修理品
奥がオリジナル品
電源トランスはこうして並べて比較しないと解らないですね(^^♪

こちらはオリジナル品のシャーシーの内部
一部電解コンデンサーを追加しておりますが・ほぼ手付かずのオリジナルです
シャーシー内部の様子は、ネットでもあまり公開されていませんね!!

こちらは今回の修理品です
まだ、電源トランスのリード線は接続しておりません

電源トランスのリード線部分の拡大
ヒーター電源のセレン整流器は前回の修理でシリコンダイオードに変更済み
BIAS(バイアス)電源のセレン整流器もダイオードに交換済み
セレン整流器はほとんど劣化しているため、きちっと整流できません
ヒーターからのハムノイズやリップルノイズを取りきれません
シリコンダイオードに交換することでノイズが出なくなります。

特にバイアス電源の整流器は重要です!!
このアンプのBIAS(バイアス)マイナス電源(出力管のバイアス電源)は固定バイアス式です
自己バイアス式とは違って、他からー電源の供給を受けています(C電源)
このプレート電流を制御しているグリッドバイアス電源が失われると、
プレート電流が出力管の絶対定格オーバーし、とたんに出力管のプレート電極が赤くなり
オーバーフロー?(赤熱現象)が起こります。

出力管を壊すだけではなく貴重な出力トランスや電源トランスも壊してしまいます。
シリコンダイオードに交換することでその危険を大幅に排除することが可能です!!

このアンプの場合シリコンダイオードに交換しても音質には全く影響は出ません(^^♪

電源スイッチ他細かい部品を只今手配中!!

全部が揃い次第、組み立て開始です!

再半田上げなどオーバーホールを含め、修理工程的に結構ありますが、

耐久部品の交換も含め確り修理を行う予定です!!

とても音の良いアンプなので、完成後の試聴が楽しみです(^^♪

次回もお楽しみに(^^♪

2 件のコメント:

  1. 今晩は。電源トランスが壊れてしまい交換品はどこで購入可能でしょうかご教示お願い致します。

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  2. 回答が遅れてしまいました・・
    このブログのコメントはスパムが多くて見逃しておりました。

    もしかしてオークションに出されていますか?
    ロサンゼルスのLaoから購入された品物でしょうか?
    まだ取り下げられますでしょうか!!

    ALTEC 342Bのトランス修理ですね
    私の場合友達のトランス製造工場で、新たに作成しなおしてもらいました。
    ただ、B電源・ヒーター電源・すべてを自分で再調整する必要があります。

    ご自分で治すのが不可能であれば、

    所沢の「ウエスタンラボ」に相談されてはいかがでしょうか?
    342Bではないのですが、知り合いが修理依頼したところちゃんと直してくれたみたいです。

    私の知っている限りでは技術者はちゃんとしていると思います。

    https://westernlabo.net/?mode=f7

    有限会社 ウエスタンラボ

    〒359-1133
    埼玉県所沢市荒幡513-5

    TEL:04-2925-5550
    FAX:04-2925-5590
    E-mail:info@westernlabo.com

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