GE UPX-003B EQUALIZER
一年ほど前に手に入れた「GEバリレラ」用イコライザーアンプ
「6SC7」とか言うGT管タイプの双三極管を使っています。
1940~1960年代位の製品?
UPX-003AからUPX-003Cまで、年代が広いため何時頃の製品か?
バリレラカートリッジは持っていないのでずっとオブジェになっていました(笑)
今回イコライザーアンプを改造するきっかけになったのがコレ!
代々木の「Vintage Join」さんで良いものが輸入されたという連絡を受けて
バリレラカートリッジを入手する予定が立ちました(^^♪
「Vintage Join」さんによると
バリレラカートリッジ「RPX046」放送局仕様だそうです。
モノーラルLPレコード用「1ミル」と「0.7ミル」のスタイラスを手配しています。
多く見るバリレラは
テッペンに切り替えノブが着いていてLPとSPの針が切り替えられるようになっています。
私の場合もう一台所有している
「ELAC Miraphon 18H」のシェルに取り付けたい関係で
シェルに穴を開けたくないため
この「RPX046」はシングルバトンと呼ばれる種類のカートリッジをお願いしました。
レコードの種類に応じてその都度針を入れ替えるタイプです。
GE UPX-003Bの部品実装(シャーシー内部)面です
このイコライザーアンプ
最初から入力抵抗が入っていないため手元にあった「10kΩ」の可変抵抗器を増設しました。
うまい具合に丸穴が空いていてちょうどシャフトの小さいミニボリュームがピッタリ
装着したところ!!
ボリュームノブが欲しいですね!!
「MILES DAVIS」の「ROUND ABOUT MIDNAIGHT」
モノーラルレコードです
10kΩのボリュームで3時位回すとちょうど良い感じ(^^♪
マニュアルによると「RIAA」カーブの再生には「6.2kΩ」の抵抗を付けろ
となっていますので調度その位か?
レコードプレーヤーは「ELAC MIRACORD 10H」
カートリッジは「SHURE M44-7」の方チャンネルを繋いでいます。
スピーカーは旧西ドイツ「HECO」社製1950年頃の製品
箱の素材はベーク(まだプラスチックが開発されていなかった時代のもの)
7インチ相当のドイツでは有名な「DEW」マグネットの付いたスピーカーユニット。
パワーアンプは
「VintageJoin」製「Premium Mini Amp」
「UPX-003B」イコライザーアンプとの相性も良いですよ(^^♪
「Premium Mini Amp」は最近人気が出てきて売れているみたいです(^^♪
少しずつこのアンプの良さが知れて来たかなぁ!!
「UPX-003B」イコライザーアンプのマニュアル(コピー)
入力抵抗をどう入れろと言うマニュアル書き
マニュアルには
入力抵抗「R1」の値は「6,200Ω」(6.2kΩ)~「100,000Ω」(100kΩ)の範囲となっています。
当時SP盤からLP盤に移行しようとしていた時代でもあり
ヨーロッパを中心にまだ色々な録音カーブのレコードが残っていたようです。
アメリカでは一般的に「RIAA」カーブで規格の統一化がされようとしていた時代なので
あえて「RIAA」カーブの再生には「6.2kΩ」を入れなさい
と明記されていたと推測されます(^^♪
またマニュアルには
「RECORD FILTER G-E Model A1-901」または
ハイカットオフフィルターなどのユニットを入れた場合には
入力の「R1」の抵抗は使わないとなっているので
私の持っている個体はこの環境だったのかも知れません。
英語が不得意なので合っているかなぁ(笑)
「RECORD FILTER G-E Model A1-901」※(ネットより抜粋)
「GE UPX-003B」の回路図です
中央部左の「J1 INPUT JACK」の所に「*R1」と書かれていて
その下の*書きには「SEE TEXT FOR VALUE」と書かれています。
この部分がマニュアルによる抵抗値の指示部分です。
今回この部分の固定抵抗の代わりに
「10kΩ」の可変抵抗を入れて微調整できるようにしました。
あとはバリレラカートリッジ「RPX046」の到着を待つばかりです(^^♪
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